こうたと桜の森

こうたと桜の森

文 しげまつ みさ
絵 さとう まさと

 定山渓沿線町内会連絡協議会では、小金湯さくらの森を舞台にした絵本と紙芝居『こうたと桜の森』を製作しました。地域や札幌商工会議所、札幌市などたくさんの人たちの思いがひとつになり、「小金湯さくらの森」が開園しました。
 820万年前の小金湯は、カイギュウが泳ぐ海でした。太古のロマンから未来へと思いを巡らし、大人から子どもへ、桜守の手によって豊かな森に成長し、愛される森になっていく夢がこめられています。
 4月29日の開園当日、札幌市アイヌ文化交流センターでお披露目されました。絵本と紙芝居は今後、地域での催しや、学校での郷土の授業、児童会館での読み聞かせなど多方面に活用される予定です。

小金湯さくらの森